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不動産こぼれ話

プロでも苦労するペット可物件探し

 最初にお世話になったC不動産のK社長は、自身も何匹か猫を飼っていた。彼女が住んでいるところは駅から近いだけが取り柄だそうで、本当はもっと静かなところに住みたいとおっしゃっていた。でも、「私も引っ越そうと思って探すんだけど、なかなかないんですよねー」とのこと。おいおい、不動産業の人にも猫が飼える物件が探せないなんて、そりゃあ素人には探せないんじゃないの?と思ってしまった。

※もっとも、この方の場合何匹も猫を飼っているので、条件的にはそれだけ難しいのだろうけど。


不動産屋に行ったほうが情報をもらえる

 物件探しを始めた頃は、賃貸情報誌を毎週チェックしたり、「ISIZE住宅情報」をまめにチェックしていた。しかしあるとき不動産屋の人から「情報誌に載せようとしていた物件が、結局載る前にすぐ決まってしまった」という話を聞き、もしかしたらWebや雑誌に載らない物件があるのかもしれない、と思うようになった。

 そこで、大手A不動産の物件見学をした際に「Webや雑誌に載らない物件というのはあるのか」と聞いたら、「それははっきり言ってたくさんあります」と言われた。その営業さんが言うには、Webや雑誌はあくまで宣伝広告なのだそうだ。結局は店に来てもらうことが目的なので、来店してくれる客はやはり優遇されるものらしい。

 どうりで。先週も掲載されていた物件が今週もまだ載ってる、その次の週になってもまだ載ってる〜ということがよくあると思った。明らかに、自分が問い合わせをしたときすでに決まっていると聞いた物件のはずなのに、まだ載ってるじゃん、ということもあった。なるほど、あれは広告だったのだ。


賃貸も分譲も価格はまだまだ下がる?

 本編には書かなかったが、以前お世話になったSハウスという不動産屋に行ったことがある。以前はO寺さんという若い人が親切に応対してくれたのだが、今回はふてぶてしい感じのオヤジが出てきた。いくら私たちのほうがずっと年下とはいえ、「敬語は使わない」「たばこは吸いながら」という、客に対してその態度はないだろーという接客ぶりに「だめだこりゃ」とガックリした。が、話しているうちに、なかなかおもしろいことを言うオヤジだと思うようになった。

 そのオヤジいわく、私たちが住んでいる沿線は賃貸料も分譲マンションの価格もまだまだ高いそうだ。だいぶ下がってきているけど、オヤジの予想ではもっともっと下がるという。

 オヤジはこう言っていた。「ホント、来年にも値下がりし始めるんじゃないかな。だからペット可でも家賃の高いとこなんか借りちゃダメだよー。まして今マンション買うのなんかもっとやめたほうがいいよ。そこの駅前のマンションなんてバブルの頃は7000万円もしたのに、いま売ったら3000万円ぐらいなんだからさあ。あそこも本当はペット禁止なんだけど、もうみんなバカらしくて勝手にどんどん飼っちゃってんだよ。」

 このとき言われたことが頭にあったせいか、結局マンションも買わなかったし、バカ高い家賃のペット可マンションを借りることもなく、今の家に落ち着いた。


ペット可マンションの動向

 不動産経済研究所の調査によると、首都圏のペット可マンションは2002年年間で3万592戸(前年比79.7%増)になり、普及率は34.6%(前年比15.5ポイントアップ)に達したという。マンション数は東京都区内がトップ、普及率は千葉県がトップだとか。

 ペット可マンションは1998年頃から徐々に増え始めたようだ。初めはマンションの管理規約をペット飼育可にしただけだったのが、最近では足洗い場、グルーミング室、ペットサインエレベーターといった設備のある物件が急増しているそうだ。そういう設備付き物件はペット可マンション全体の63.7%にもなるというから、すごいことだと思う。

 これも最近の犬ブームや癒しブームの影響なのか?何にせよ、ペットを飼いたい人にとっては良い傾向に違いない。

 この調査の対象が分譲マンションのみなのか賃貸も含めてなのかは不明だけど、この調子で普及してくれれば、次に我が家が引っ越すときはもう少し楽にペット可物件を探せるようになっているかもしれない。

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