6.ほほえましい交流
8月18日。また台風がきて、夜はものすごい雨だった。朝からず〜っとベランダにいたにゃーんは夜になってもベランダで寝ているので、雨に濡れないか心配になった。JKに「ダンボール箱でも置いておこうかねえ」と言ったら、「えー、猫だってばかじゃないんだから、濡れないように移動するよ」と言われた。それで、心配しつつも寝てしまった。
朝起きると、JKが「ベランダの右端をのぞいてごらん」と言うのでカーテンを開けて見ると、ダンボール箱の中ににゃーんがうずくまっていた。なんだ、昨日あんなこと言ってたくせに、結局箱を置いてあげたのか!「夜中にゃーにゃー泣いてたからさ、ダンボールにタオル敷いて置いたんだけど、そのときはすぐ入らなかったんだよ。で、朝見たらちゃんと中にいた。」とJKは言った。
私が出かけるときには、もうにゃーんはいなくなっていた。この雨の中、トイレにでも行ったのだろうか?ところが夜はちゃんと帰ってきて、ダンボール箱の中に寝ていた。おかしかった。
この夜もにゃーんはベランダで寝ていたらしく、次の朝起きていくとすでに待っていた。
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| 寝転がる「にゃーん」 |
エサをあげてもにゃーにゃー鳴いているので、「もう食べたでしょう」とか言いつつ洗濯物を干していると、何度もごろんと横になる。無視していると、足に猫パンチされた。「痛い」と言うのと同時くらいに、にゃーんがベランダを降りて走り去って行った。かまってくれなかったから腹いせにパンチしたのか?世話をしている人に向かって何をするのか!
この話を会社のUさんにしたら、お腹を出して寝転がるのは「なでろ」と言ってるんだよ、と言っていた。やっぱりかまってほしいのか?
8月21日。夜のうちにダンボール箱をキャリーバッグに取り替えておいたのだが、朝のぞいてもにゃーんはいなかった。あとで洗濯物を干していると、ベランダ下から「にゃーん」と鳴きながら出てきた。おしりに葉っぱをくっつけている。ということは、やっぱり下で寝ていたのか。
夜はJKがエサをあげてくれた。JKがしゃがんでいると、股の下をくぐったりしていたらしい。ほほえましい交流だ。
避妊手術の日が、いよいよ明日にせまった。病院からは、当日の朝ゴハンはあげないように言われていたので、前夜にちゃんとエサをあげておきたかったが、2人とも帰るのが遅くなってしまい、結局タイミングが合わなくてエサをあげられなかった。
とりあえずキャリーバッグをべランダに置いて寝ることにした。明日ちゃんとにゃーんを捕まえられるか心配しながら眠りについた。