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14.急展開で物件決定

 11月29日。またM台駅徒歩3分・3DKの物件が出ていた。家賃10%増しのところだろうか?でもそういう条件は書いていなかったので、問い合わせて見に行くことにした。

くつろぎ過ぎだ

 翌日、JKは法事で帰省していたので、母と見学に行った。L不動産では、問い合わせた物件以外にもいろいろ出してくれた。でもどれもこれもかなり高い。担当者いわく「ペット可の物件はひどいものが多いんですよ。ですから、当社ではなるべく良い物件だけをご紹介することにしています。でも良い物件は、やはりどうしても高くなりがちなんですよね」とのことだった。

 問い合わせ物件のM台駅徒歩3分・3DK・54uは、家賃は高いが平成6年築でキレイだし、周囲の環境も良いところで気に入った。2階と1階が空いていたが、1階はベランダの目の前に駐輪場があって日当たりが悪い。2階のほうが高かったが、1000円しか変わらないので不動産屋は日当たりの良い2階をお勧めしていた。

 もともとM台駅の環境の良さに憧れていた母は、私以上にこの物件を気に入ってしまい、「家賃援助するからぜひここに住みなさい」と言った。母が言うには、「やっぱり高くても環境が良いほうが絶対いいし、安心よ。安いところはやっぱり安いなりなんだって」ということだった。とりあえず仮申し込みをして押さえてもらうことにした。しかし援助してもらったとしても、家賃が高いうえ敷金が2ヶ月増しということがどうにも引っかかった。

 翌12月1日。JKと一緒に、もう一度昨日の物件を見せてもらった。昨日は気が付かなかったけど、よくよく見たら給湯システムがなかった。つまりお風呂の追い炊き機能もない。これはちょっと・・・と急に色褪せて見えた。

 それに、JKは「家賃が高い割りには構造がしょぼい。面積だって、今住んでるところよりずっと狭い。はっきり言って、駅から近くてペットが飼えるって点しかメリットがない。援助してもらってまで住むようなところか?」と納得しなかった。それは私もそのとおりだと思ったので、話し合いの末キャンセルした。


 12月3日。急にHorkaさんちのマンションが気になり、ダメもとでA不動産に電話してみた。あれから1ヶ月経つのでとっくに決まってしまっただろうと思っていたが、なんとまだ空いていた。それで、また大家さんに交渉してもらい、ペット可の許可を取り付けてもらった。

 その夜、JKと2人でHorka家を訪問した。Horkaさんの好意で、改めて家の中を見せてもらったのだ。Horka夫人まで「なんかおもしろそうだ」ということで早く帰ってきていた。このマンションは全部屋同じ間取りなので、Horkaさんちを見るだけでも結構参考になった。

 ナナンは本当にやかましく鳴く猫だったので、私たちが一番気にしていたのは「猫の鳴き声がもれないか?」ということだった。Horkaさんに聞くと、上の部屋から物音がすることはあるけど、隣の音とか声は聞いたことがないし、静かだということだった。それを聞いて私たちは安心した。

 善は急げということで、翌日本物の部屋を見学に行った。駅から徒歩10分・3DK・55u・築15年という物件で、敷地内には駐車場もあった。最大の魅力は最上階で角部屋だということ。それに天袋がやたらと多く、収納も豊富だった。JKの代わりに一緒に来た母も、「使いやすい間取りで、いいじゃない」と感心していた。それで、仮申し込みをして物件を押さえる手続きをした。

 12月8日。JKと一緒にA不動産へ。借りるマンションへ再び行って、物件の確認をした。早くも壁紙とかふすまとか張り替え始めていた。床はフローリングだが、クッションフロアとかいう防音効果があるものを使っていた。

 A不動産の担当者が言うには、ここの大家さんは新しく人が入る際は壁紙も床も張り替えることにしているそうで、板張りよりクッションフロアのほうが安いのだという。それなら、猫の爪で傷がついても大丈夫だね、と私たちは安心した。担当者もHorkaさんも口をそろえて言うとおり、本当にいい大家さんのようだ。

 こうして、あれよあれよという間に引越し先が決まってしまった。しかし本当に大変だったのは、ここから先だった。またまた私に異変が起きたのだ。

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