ベルばら読んだ
会社の人に借りて「ベルサイユのばら」を読んだ。今までもところどころ読んだことはあったけど、全部通して読んだのは初めて。なるほど、こういう話だったのか。これは確かに名作だと思った。
もう30年くらい前の漫画なのに、今読んでも面白い。いかにも昔の少女漫画だなあという表現にはさすがに時代を感じるけれど、内容そのものは普遍的でしっかり構築された世界だから、今も色あせないのだろう。登場人物たちの恋愛模様から政治や経済、身分制度など当時の社会事情までが描かれていて、どうしてフランス革命が起きたのかよく分かった。
後半は特に、世界史の授業で習った言葉がどんどん出てきて記憶を刺激された。それで読んだあと史実が気になったのでいろいろ調べたら、オリジナルキャラだと思っていた人でもモデルがいることがわかって、改めて史実とフィクションの絡ませ方が実にうまいなと感心した。描いた当時の作者が24、5歳だったというのもまた驚き。
今公開中の映画「マリー・アントワネット」も気になっているのだけど、ベルばらを読んだばかりで観ても鑑賞に耐えうるのだろうかと心配になってしまう。
ちなみに、同じ作者がナポレオンの話を描いた「栄光のナポレオン―エロイカ」という漫画が、時系列的にベルばらの続きとされていることを知ってそれも読んでみたくなった。アランとかロザリー夫妻とか、ベルばらの登場人物も何人か出てくるらしい。
| ベルサイユのばら(5冊セット) 池田 理代子 by G-Tools |




