2005年6月26日

タイガー&ドラゴン「子は鎹」

category: タイガー&ドラゴン — abetomo @ 15:04:11

いやー、良かった良かった。虎児が落語に戻ってきたし、竜二はどん兵衛を襲名するし、大団円だ!「子は鎹」の基本スジそのままに、大してひねりもなかったのは意外といえば意外だけど、最後が直球勝負というのはいかにも「タイガー&ドラゴン」らしいかも。

そもそもヤクザ同士の争いで、一般人を巻き込んだわけでも人を殺したわけでもないのになんで3年も服役なの?とか、刑務所にいる間、虎児に流星会や林屋亭やドラゴンソーダのことを教える人はいなかったのか?とか、細かい疑問もあるけど、この際置いておこう。このドラマにそういう常識的なツッコミをするのは野暮ってもんです。

最終回を見て思ったのは、もしかして「子は鎹」をやりたかったがために前回までをああいう展開にしたのかな?ということ。最終回をどうしようかと考えたときにまず「子は鎹」が浮かんで、それなら虎児と師匠を別れた夫婦に見立てて3年くらい離れ離れにしよう、ってんで虎児がどこかへ行く=ヤクザらしく事件を起こして刑務所へ、という設定になったのかなーと。あくまで私の推測ですけど。そう思うと「出来心」あたりから増えたバイオレンス描写とか、強引な展開が腑に落ちるんで。

さて、今回はやっぱり泣かせにきましたねー。
というわけで、まずは泣けたところから。
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2005年6月18日

タイガー&ドラゴン「品川心中」

category: タイガー&ドラゴン — abetomo @ 18:00:06

ううむ。なんと言っていいのやら。
言葉が見つからない(by竜二)

まさか虎児が捕まるとは思わなかった。うっかりテレビ雑誌であらすじを読んでしまったので、虎児がどこかへ行ってしまうらしいことは知っていたんだけど、刑務所だったとは~(ってことだよね?)。

「猫の皿」あたりから、虎児が堅気の噺家になるかヤクザに戻るか選択を迫られそうな雰囲気が漂っているのを感じていた。でも、噺家になりてぇ、人を笑わせてぇ、と思っている虎児がヤクザに戻るなんてそんなはずはないと思っていた。だけど、世話になった組長と流星会に恩返しするにはこれしかなかったんだろう。

つまり「義理と人情」なわけで、いかにもこのドラマらしい世界観に沿った流れだったわけだ。もう、どちらを選ぶとか選ばないとかいう問題じゃあないんだ。今回の話を見て、ようやくそれに気がついた。

しかしまあ、このドラマが始まったとき、こんなオオゴトになろうとは誰が想像した?(と思うのは私だけか?)単純に笑える話で突っ走っていくのかと思ったら、泣かせる場面もうまく散りばめつつ、最後はこんな展開に・・・。「泣かせてぇんじゃねぇ、笑わせてぇんだよ」というのがこのドラマのキャッチなんだけど、いや、どっちかっていうと実は泣かせてますから!

いかんいかん、まだ最終回じゃないのにまとめに入ってしまいそうだ。
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2005年6月12日

タイガー&ドラゴン「粗忽長屋」

category: タイガー&ドラゴン — abetomo @ 1:20:00

なんだろう、今回はかなり毒が強かったというか、まさかの人死にが出てしまったのでビックリした。いつも通り笑うところもたくさんあったけど、すっきり爽快という感じでもなく、なんか後味が悪い気がした。

前回ぐらいからヤクザ界の話がメインになってきて、「あー虎児ってばヤクザだったんだな」と改めて思わされている。まあ、このまま虎児が堅気になるにしろヤクザに戻るにしろ、暴力世界の描写は避けては通れないのかもしれない。でも殺人シーンはマズイんじゃないのか?と。最後に、死んだヤクザの弟分が自首することで一応バランスを取ってはいたけどね。

とはいえ、「粗忽長屋」の死んだ当人が自分の遺体を担いで「おれは誰なんだ?」と言うシチュエーションはうまく使われていたなと感心した。それだけに、もうちょっとなんとかならなかったのかと残念に思った次第。
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2005年6月10日

落語ブームの火付け役?

category: タイガー&ドラゴン — abetomo @ 17:09:17

nikkeibp.jpの「ライフスタイル」で“落語ブームの火付け役”として「タイガー&ドラゴン」が紹介されてます!

大人は粋に“落語”で笑う

ページを開くと、いきなり小虎の高座の写真がバーンと出てました。
で、ドラマの紹介とともにその1場面が載っているんですが、林屋亭一門のほか竜二と虎児の2人のシーンまでありました。

ちょっとこれ、違う意味で驚き。

ジャニ事務所が所属タレントの肖像権にうるさいのは有名な話。ドラマ公式サイトでは、例え主役だとしても彼らの写真は一切載らないのが普通です。だから、これはかなり珍しい~!

ていうか、日経BPさん大丈夫なのか??

・・・と思ったら、これ書いてる間に写真が入れ替わってた!あれ~?
一定時間で写真が変わる仕組みなのか、それとも本当に肖像権がらみで差し替えたのか???

それはともかく、まだ放送しているうちからメディアに取り上げられるなんて、クドカンドラマにしては珍しいことではないかと。6月7日の朝日夕刊にもクドカンと鶴瓶師匠の対談が掲載されたばかりだし、その前にもやはり朝日の朝刊で大きく紹介されていたし。このごろあちこちで見かけます。

しかし実際、身近な人にまで落語ブームが広がっているようには見えないんだけど、世間的には結構話題になってるのかな。寄席に行ったら若い客で混んでたりして。

でもあと3話ぐらいで終わりのはずだし、ドラマ的には収束に向かいはじめているので、こういう記事を読んだ人がこれから見始めてもおもしろくないかもしれないなあ。

というわけで「タイガー&ドラゴン」未見の方は、DVDが出たら通しで見ることをおすすめします。もしくは再放送を待つか。(いつの話~?)

2005年6月4日

タイガー&ドラゴン「出来心」

category: タイガー&ドラゴン — abetomo @ 14:44:25

今回は久しぶりに「予習」なしでの視聴(読む時間がなかった)。でも全然問題なかった。「出来心」をキーワードにして、元ネタの噺に沿ったストーリー展開をしていたし、サゲもしっかり描いていたので、意味が分からないということはなかった。しかもサゲが2パターンあることをうまく使っていたと思う。

だけど劇中劇に出てきた“ふんどし長屋”だけは、本当に元ネタに出てくるの?と思ってしまった。今までのパターンからすると、劇中劇は元の噺の内容をちゃんと描いているはずなので(「孔子のいえ」とかサダヲ猫とか、演出的に可笑しいものはあるけど)、きっと本当なんだろう。だとすると、アレは衆道ってこと??そういう雰囲気に見えたんだけど・・・。
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2005年5月28日

タイガー&ドラゴン「猫の皿」

category: タイガー&ドラゴン — abetomo @ 2:54:23

ついに、竜二が落語をやめた理由が明らかに。「三枚起請」でなんとなく語られていたけど、小竜(=竜二)の真打昇進で「文句が出たりイジメられたりした」のって、こういうことだったのか。陰湿だ。たしかに伝統芸能の世界ではあり得そうなエピソードだなあ(実際はどうか知らないけど)。

そしてようやく竜二の噺家時代=和服姿が拝めた。いつも赤いジャケットを着ているせいか、地味めな色の和服には違和感があったけど、とはいえこれはこれでいいかも。

ところで、正座した竜二の姿勢が結構良いのにビックリ。なんかそこに注目してしまった。虎児は正座するとき猫背になるので、この2人って本当に対照的なんだと思った。これって、わざとそういう演出をしているのかな?
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2005年5月23日

タイガー&ドラゴン「明烏」

category: タイガー&ドラゴン — abetomo @ 0:01:00

今回は下ネタ全開だったなあ。元が吉原ネタなので、まあそうなってもおかしくはないけど、サダヲのはじけっぷりがすごくてビックリしちゃったよ。

「明烏」の若旦那がどん吉になっていたわけだけど、堅くて女っ気がない理由をマザコンと姉3人のせいにしたのが現代的でおもしろかった。このどん吉の設定って、「明烏」を使おうと決めた時点で肉付けされたのかなあ、それとも40歳で独身という基本設定が先にあって、そこへ「明烏」を当てはめてるのかなあ。

他の噺にしてもそうなんだけど、毎回毎回ドラマの基本ストーリーに合ったネタをよく持ってくるもんだと感心するよ。
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2005年5月15日

タイガー&ドラゴン「厩火事」

category: タイガー&ドラゴン — abetomo @ 17:02:44

意外。そう来たか!と、何もかも新鮮に感じた回だった。今まで笑わせるだけで突っ走ってきたけど、ここで泣かせる話をもってきて一度リセットしたように思えた。

でも、この連ドラ全体の流れの中では意外な方向になっていたけど、ストーリーは直球も直球、めちゃくちゃベタな「いい話」だし、「厩火事」そのまんまだった。それでもつまらなくならないのは、演出や脚本が巧みなことや、古田新太と清水ミチコの上手さのおかげだろうな。うーん、さすが。
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