DEATH NOTE 7~12
結末はだいたい予想通り。あれだけのことをしたんだから、最後はああなるしかないだろう。というか、正義のための殺人なんていう大義名分は到底認められないから、ああしてくれなきゃ困る。ということで、ある程度は納得。ただ、本当に面白かったのは7巻まで(いわゆる第一部?)で、それ以降はなんだか急に興味が薄れてしまった。結末を知りたいがために読み続けたって感じ。たぶん、登場人物が増えて話が複雑になりすぎたのと、ニアやメロが今ひとつキャラ立ちしていなくて魅力的に思えなかったのとが原因か。あくまで私にとっては、だけど。やっぱりLの存在は際立っていた。
それにしても、無事(?)記憶を取り戻したときのライトはえらく悪い顔をしていたなあ。その後もどんどん悪人顔になっていって、最後は目を覆いたくなるような有様だった。最初の頃、犯罪者のいない世界を創る、とか純粋に言っていたときはまだ普通の高校生だったのに、それから比べると明らかに悪人顔になっている。家族も不幸にしちゃったし、デスノートを使う者は、自分でも気がつかないうちに心身を蝕まれるのかもしれない。
ところで、記憶を失っている間は純粋にキラを捕まえたいと思って捜査していたのだから、再び自分がキラだったと思い出したときに、両方の記憶の間で何か葛藤があるのではないか?と想像していたんだけど、そういう心理描写は一切なく、ひたすらキラを神とする世界を創るために走り続る展開だったのが物足りなかった。少年誌なので、人間的な葛藤を描くよりも、キラとLのプライドを賭けた戦いを描くことのほうが分かりやすかったのだろう。でも、そういうゲーム性の強い内容ならむしろ青年詩でこそやればいいのに。少なくとも子供に読ませたい漫画ではないと思った。
さて、以下はネタバレ注意です。
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