猛暑の京都旅行 (2)壬生
京都2日目。朝7時ごろ起きてカーテンを開けると、なんかすでにものすごい暑さを感じます。ぎええ、今からこんなに暑いのか~とちょっぴり鬱になってみたり。
暑さにビビリつつ、バスに乗って壬生へ向かいました。
壬生は、新選組が最初の数年を過ごした場所です。当時は都の郊外で農村だったそうですが、今は普通の住宅地です。
四条大宮から行くのが近いんですが、うまい具合に直行できるバスがなかったので、四条堀川で降りて歩きました。10分ぐらいだけど、これがまた暑くて暑くて、歩いているだけで倒れそうです。
(つうか、実際目の前でおじいさんが倒れてしまってビックリしましたよ!通りすがりのおばちゃんと、私たちとタクシーの運ちゃんで助け起こしましたが・・・。)
最初にやって来たのが、この光縁寺。

ここに山南敬助をはじめ何人かの隊士たちが眠っています。
現役のお寺さんですし、ただの観光目的で中に入ることはご遠慮くださいということになっていますが、参詣料として100円払うと墓地へ入れます。
中では住職さんらしき方が一人で新聞を読みながら受付をしていました。暑いし大変だな。
住職さんは墓地の見取り図をくれて、この寺の瓦の紋と山南さんちの家紋とが同じだということなどを話してくださいました。

で、山南さんのお墓はこれ。

河合耆三郎の名前も一緒に彫られたりしてますが・・・。
墓前にてしばし合掌。他に観光客もいなくて静かです。すぐそばに線路があって、ときどき電車が走り抜けて行きます。
なんかこう、墓地に入ったら何ともいえない思いがしました。感動というか、何とも不思議な感じ。歴史上実在した人が、ここに本当に眠っているんだなあと。それに堺雅人さんも山南さんのお墓参りをしているから、ここに来たんだよなあと思ったり。
さて、次は旧前川邸と八木邸です。
旧前川邸に行ってみたら門が開いていて、敷地内に入れるようになっていました。
ガイドブックには、旧前川邸は公開されていないと書いてあったので驚きました。まあ、中といっても建物の中に入れるわけじゃないんだけど。

左:旧前川邸外観。手前の窓が、野口健司が切腹した部屋
右:門の中に入ったところ。母屋の入り口に新選組グッズ売り場ができていた
母屋の隣の建物では、明治初期の京都の町とか古高俊太郎が拷問された蔵の中などの写真が展示されていました。
ガイドのおじいちゃん(ボランティアなのか?)の話だと、「この旧前川邸は平日は公開していないんだけども、土日だけ公開しているので、今日来た皆さんはラッキーです」とのこと。
そして旧前川邸を出ると、本当にすぐお向かいに八木邸がありました。
ここは見学料1000円で建物内に入れるんですが、すでにたくさんの人が並んでいてビックリ。
ディズニーランドですかここは!思った以上の観光地ぶりにやや興ざめ。

左:八木邸の入り口
右:見学待ちの列。この門の右側に、例の屯所の看板が掛けられていたそうだ
バスガイドさんとか添乗員さんもいたので、ツアーの団体客が何組かいた模様。全体的に年配客が多かったような。でも私らと同じかそれより若そうな人たちもちらほらいました。やっぱり大河ドラマを見ているらしかった。
炎天下で待つこと約15分。20人ぐらい一度に入り、芹沢鴨が暗殺された部屋でガイドさんを囲んで座ります。このガイドさんもボランティアかなんかそういう感じでした。
で、ガイドのおじさんが解説してくれるんですが、部屋が暑くて辛かった。窓は開け放してあるし扇風機は回っているんだけど、何しろ狭い場所に大勢いるもんですから全然風がこない。しかもウッカリ壁際に座ってしまったので、前にいたオジサンと壁にはさまれる形になり息苦しい。夏の体育館で校長先生のお話を聞く中学時代なぞを思い出し、「これは何かの罰ゲームなのか?」と。あーもうダメだと思った頃に、隣の部屋へ移動となりました。不真面目な客ですいません。でも話はちゃんと聞いてたよ!
隣の部屋の入り口には、例の刀傷がありました!ドラマでは沖田が付けた傷ですね。
保護のためビニールカバーがかかっていました。でも思ってたより浅い傷だったな。
あと、本物のカモカモがつまづいたという文机も見ました。
それにしても、八木邸ってもっと広いイメージだったんだけど、天井は低めに作ってあるということだったし思っていた以上に狭くて小さかった。これじゃあ、刀なんか振り回したらそこら辺にぶつかるわけです。
八木邸見学のあとは、隣接する和菓子屋さんで抹茶と和菓子を頂きました。
この和菓子屋「京都鶴屋」は八木家の子孫が営んでおられるそうです。ホテルでもらったのと同じ携帯ストラップとか売ってましたが、近藤・沖田・土方バージョンばっかり。「山南さんはないのか!」と私。
さて、八木邸から数秒のところに、清河八郎が宿泊した新徳寺と、壬生寺がありました。

左:旧前川邸の裏側。八木邸側から見たところ。大々的にお土産売り場ができていてビックリ。左奥に見える屋根が、古高俊太郎が拷問された蔵だそうだ。
右:壬生寺。門前には太秦の映画村から役者さんたちが宣伝に来ていた。
ドラマに出てきた相撲や壬生狂言は、確かこの壬生寺で開催されたんですよね。
隊士たちの訓練なんかもこの境内でやっていたという話ですが。
この寺にある壬生塚に、芹沢鴨と平山五郎のお墓がありました。
というわけで、壬生はこれで終わりです。
実際行ってみて、この辺りの地理がよくわかりました。
ドラマの場面を思い出してみると、登場人物たちが歩いて行く方角だとか壬生寺と八木邸の位置関係など、確かにこのとおりになっていたのでおもしろかった。
ここから四条通は近いし、さらに堀川通に出てまっすぐ北へ行けば二条城や御所があり、ドラマで八木源之丞(伊東四郎)が言っていた意味がよく理解できます。
さてこの後は四条河原町へ行ったのですが、長くなったのでまた次回。
暑い中大変でしたね。でも沢山回ってこられて良かったではないですか。八木邸は、わが家が7月11日に行った時はそうでもなかったのですが、随分と混雑していたのですね。池田屋事件が放映された直後だったせいなのかな。前川邸裏のおみやげ屋さんは、ますます派手になっている様ですね。この写真を見てちょっと驚きました。
コメント by なおくん — 2004年7月31日 @ 15:04:20
ホント暑かったです~。
7月11日だと、まだ夏休み前だから混んでなかったんですかね。
その頃は、前川邸裏はそれほど派手じゃなかったんですか!それ笑えます。
夏休みに入って観光客が増えたから拡張したのかな?
コメント by abetomo — 2004年8月1日 @ 0:27:33
わーやっぱり、すごい人なんですねー。
新撰組の人気が伺えますね。
それにしても、暑かっただろうに、お疲れでした。
でも、うらやましー、行ってみたい。
コメント by borisan@平助にむちゅー — 2004年8月2日 @ 19:55:05
ええと、やっぱり人がいっぱいいました。
でも修学旅行生がいなかったからまだ良かったかも?
涼しい時期に行かれることをオススメします。
でも竜馬ゆかりの地とか行ったことあるんですか?
コメント by abetomo — 2004年8月3日 @ 23:12:43
残念ながら、竜馬とか新撰組ゆかりの地は行ったことないんですよ。。。
前回、行ったときは空也上人像(六波羅密寺)とか三十三間堂とか仏像好きなもんで、仏像系だけ見に行って、二条城行って終わりでしたー。。。
あっ、でも北海道行ったとき、土方さんの最期の地、五稜郭は行ったなー。
まだまだですよ、今度行くときは絶対行きたい!
あと晴明神社も行きたいのだ!!!
コメント by borisan@平助にむちゅー — 2004年8月4日 @ 13:57:54
へええ、仏像好きなんですか!?
そりゃまた渋いですねえ。
晴明神社は、いろいろおもしろいですよ~。
この前行ったときは、岡野玲子の漫画「陰陽師」にはまっててそれで京都に行ったようなものだったんですけど、そのとき工事中だったところがどうなったか見たくて今回も寄ってみました。結構変わっててビックリでしたけど。
竜馬関係は、伏見の寺田屋が一番有名なんですかねえ。
コメント by abetomo — 2004年8月5日 @ 0:14:15