功名が辻 第10話「戦場に消えた夫」
今回は面白かった!今までで一番の出来だったんじゃないか?
前半はコミカル、後半は一転してシリアス。「乱世におけるおなごの役目」について説く寧々、屋外ロケの戦場シーン、部署を巡っての信長と家康の駆け引きなどもあり、1話の中でよくこれだけの要素を詰め込んだものだわ。
前回のラストで一豊が千代に浮気を告白したときはオイオイ!と思ったけど、
千代家出→すれ違いで一豊出陣、戦場で行方不明に→千代、反省と後悔→一豊、雨が降るなか無事戻ってくる→絆強まる(?)
という展開にするためだったのかと思えば納得。一豊が行方不明になるのは原作にはなかったような気がするけど、こういうアレンジならいいと思った。まあベタといえばベタだけどさ、まさに雨降って地固まる。オチとしては完璧じゃん。
- 千代に「どこのおなごか」と聞かれて「分からん」としか答えられない一豊が可笑しい。だって本当に分からんのだもの、そう答えるしかないよねえ。
- 「許せ!わしは好色漢じゃ」「んん~嫌でございます、好色漢なんて」に爆笑。
- 「小りんなんて、おかしな名前~」にも爆笑。
- 「どんな顔ですの、小りんは」
「そうじゃのう、どちらかといえば丸顔・・・」
「もう、そんなに一生懸命思い出さないでくださいませ!」
なら聞くなよ!笑えるー。 - 泣きながら部屋を出て行く千代を追う一豊、千代が閉めた引き戸にぶつかる!コントか!
- 寧々のところへ相談しにきた千代。「すておきなされ。一豊殿のお命があっただけでもありがたいと思わねば、バチが当たりますよ。公家の娘に子供でも生ませるよりも、行きずりのおなごで良かったと思いなされ」と諭す寧々はさすが。貫禄ありすぎて、なんか滝山みたいだった。
- 寧々は、秀吉がお市を慕い続けていることが辛いと言っていたけど、これは後年淀君が出てきたときにもこういう風に千代に胸のうちを明かす場面があるんだろうな。
- 夕餉のシーン。一豊・千代・新右衛門・吉兵衛の間に漂う微妙な空気。気まずい。
- 200石ともなると、家来にも騎乗が許されるのか。
「新右衛門も年を取りましてな」ってそれは前田吟さんのことでは? - 「お方さま、いかがなされました?」
出た、新右衛門・吉兵衛のハーモニー。きれいに決まったな。 - 「馬を探さねば」と千代が言うので、例の名馬購入か?と思ったけど、それはまだ早いか(よく覚えてない)。
- 家来を新しく召し抱えるときのポイントを千代に教える不破の養父。これって、千代が一豊に知恵をつけるときに役立つのかな?
- 千代を迎えに行こうとして引き止められる一豊。このとき新右衛門の娘たちが笑いをこらえていて、ウケた。大の男がうろたえてる姿は、娘たちには可笑しいよなあ。
- 馬で川越えをする戦場のシーン。やっぱり屋外ロケは迫力あっていいね。
- 「川で深みにはまると、鎧兜の重みで、泳げん」「壮絶な戦じゃった。馬から落ちたら助からん」川を越えるのって危険なことなのね。確かに、溺れるのが先か馬に踏まれるのが先か、という映像だったよな。
- 新右衛門と吉兵衛の再就職を堀尾・中村両氏にお願いする千代。
「もしものときはと、夫・一豊から言われておりました。この戦乱の世、このようなときが来るやもしれぬと覚悟しておりました」
さっきコントのような夫婦喧嘩をしていた人と同一人物とは思えない、立派な振る舞いでございました。泣けた。 - 「千代、命拾うたぞ」
「お命の持ち帰りこそ、功名の種にござります。ご無事のお帰り、嬉しゅうございます」
よかったよかった。
しかし一豊は、どこをどうやって生き延びたんだ?