2005年3月14日

父恋

category: 演劇・落語 — abetomo @ 23:35:21

お父さんの恋」を観てきました。

まだ公演3日目だったので、ロビーには役者さんに贈られた花がたくさん飾ってありました。

今まで私は、公演半ばか終わりのほうしか観に行ったことがなかったので、こういう光景を見たのは初めて。へえぇ最初のほうってこういう感じなんですね~。

正面の一番目立つところに、タモリからの花どーんとがあったのが印象的。
しかも相手は堺さん。そうか、同じ事務所なんだな。

堺雅人には、そのほか香取局長やミタニン、月9スタッフ、阿部博、ゴスペラーズ、あとなぜか上川隆也などから花がきてました。ヤマコーのもないか探してみたけど、見た限り見つからなかったなあ。あったらおもしろかったのに。

それから、乙女ちゃんこと星野真里には、武田鉄也や金八スタッフから。
七瀬なつみさんには「H2」スタッフから。
なるしーさんにはライフカードのCMスタッフからきてたのがウケました。猫田主任~!

というわけでお花はこんな感じだったんですが、今回のポスターやパンフレットと一緒にパルコ劇場で上演した舞台のDVDが売られていて、その中にあの「ビューティフル・サンデイ」(初演)を発見!

最近、DVD化されて発売されているという話は聞いていたんだけど、こんなところで売ってるとは思いもしなかった。いや、よく考えたらパルコなんだから売ってて当然か。

やや高かったので躊躇したのですが、結局買ってしまいました!うっかり勢いで。
しかし今わが家は引っ越し準備のまっ最中。そんなの見てる暇はないんだけど・・・。

さて、話を「父恋」に戻して。

まだまだ公演は続くので、詳細な感想は後日上げるとして、ネタバレしない程度のレポートを書いてみます。が、ネタバレに敏感な方は読まないほうがいいかもしれません。

以下、順不同で。

  • ヒゲなし堺さんが見られた(いきなりそれか!)
  • 前半はとにかくテンションが高くて大爆笑。後半はそれぞれの抱える問題が明らかになり、一転してしんみりさせられる。そして、それぞれの再スタートを感じさせる爽やかなラスト。
  • お父さん(前田吟)が買ってきたバッグを見つけた次女・美樹(菊地麻衣子)が泣き崩れる場面にグッときた。それはきっと、やはり私も娘であり、自分の中にある「父と娘」の思い出がよぎったからだろう。
  • 介護シーンがとてもリアルで、なにげに勉強になった。介護ヘルパーのさおり(星野真里)がお父さんを着替えさせたり車椅子に乗せたりする方法を見て、「なるほど枕はああいう風に使うのか」と思ったり。
  • 一見意味のないように見える室内の様子が、のちのちすごく意味を持ってくるという点に感動した。ストーリー的にも伏線が結構多いので、何気ない台詞でも聞き逃さないように!
  • 20年前の杉本家の様子がとにかくおもしろい!特に長女・正子(七瀬なつみ)のはじけっぷりがスゴイ。笑いすぎて窒息するかと思ったよ!
  • 20年前の長男・大樹(堺雅人)の姿もすごかった。ある意味レアものを見た気がする。あれを見ただけでも、来た甲斐があったっていうものだ。
  • 正子の同級生で近所に住む医師(池田成志)の名字が「藪」って超ウケる!
  • なるしーこと池田成志さんの芝居は今回初めて見たんだけど、なるほど、人気があるのもよく分かります。うまいし、濃いし、おもしろいって!
  • 正子と藪先生の会話がいい。お互い子供がいて、もういい大人なんだけど、ある部分では子供の頃のまんまな二人。なんていうか、格好つけずに話ができる幼友達がいるっていいよなあ。
  • 今回の堺雅人の衣装はとてもまともで格好良かった。なので、安心して見られます。「エレクトラ」では、帰還したときの衣装が“工事現場の人”にしか見えなかったから・・・。
  • カーテンコールでの、堺さんのお辞儀がおもしろかった。やっぱり山南さんを彷彿とさせるよ、その仕草。
  • パンフレットがかなり立派です。しかも、キャスト紹介ページは堺雅人が一番最初。もしかして座長なの?しかし、ヒゲ写真だ!残念!
  • お父さんの立場=この物語の基本設定の見せ方がうまいと思った。最初、さおりとお父さんが会話しているときは全然気がつかなかったんだけど、次女が登場し、長女が登場し・・・というところでようやく分かった。勘のいい人はすぐ気がついたのかもしれないけど。こういうのはやっぱり舞台ならではの演出だよなあ。
  • 介護をめぐる姉二人の言い分や、頼りにならない末っ子長男、という描写はすごくリアル。別に私はまだ介護とか経験してないけど、祖父母の介護問題は中学生の頃から見てきているので、分かるわ~と思った。
  • 介護のほかにも、家の権利をめぐる争い、離婚、父への愛情、別れた子供への思い、母の思い出・・・と、誰でもひとつくらい心あたりのありそうな家族の問題が描かれていた。だから、登場人物ひとりひとりとは立場が違ったとしても、決して遠い世界の出来事ではなく身近に感じることができる。
  • 家族モノってたくさんあるし、ことさら目新しいテーマではないけれど、久しぶりに良い作品を見たと思える舞台だった。

2 件のコメント »

  1. こんにちは。
    私のBlogへのコメント、ありがとうございました。

    やはり、お父さんの設定には少し戸惑われたんですね。私だけでなくてちょっとホッとしました。

    それにしても、詳細なレポート、うんうんとうなずきながら読ませていただきました。すごいなぁ。私とは大違い(^^;)。

    お見受けしたところ「組!」好きのご様子。これから他の記事も読ませていただきますね(^^)。

    コメント by かれん — 2005年3月15日 @ 13:33:53

  2. かれんさん、いらっしゃいませ!
    お父さんの設定は、一緒に観に行った母も途中まで気づかなかったみたいでしたよ。
    でもその設定が分かったとき、これぞ舞台だな!と思って嬉しくなりました。

    「組!」は、右サイドに「新選組!関連」というカテゴリがありますので、そちらをご覧くださいませ。「テレビ」とか「芸能」とか他のカテゴリに散ってるものもありますけどね。

    コメント by abetomo — 2005年3月16日 @ 1:19:25

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