もう一度見たい「少女に何が起こったか」
最近、職場の(ごく身近な)人たちの間で秘かに「少女に何が起こったか」ブームが起きている。1985年にTBSで放送された、小泉今日子主演のドラマである。いわゆる「大映ドラマ」のひとつだ。
きっかけは、多摩川さんが電子ピアノを買ったことだった。
今年は何か楽器を始めたい、ということで衝動的に買ったらしいけど、もちろんピアノを習ったことはないそうで、特に教室に通うわけでもなく独学で練習するのだとか。
それを聞いて「どうせならショパンの『革命』が弾けるぐらいになればいいのに」などと無茶なことを話しているうちに、ふと「少女に何が起こったか」のことを思い出した。
なぜなら、ショパンの「革命」といえば「少女に何が起こったか」であり、「少女に何が起こったか」といえばショパン、というくらい、私としてはインパクトのあるドラマだったから。
キョンキョンが紙のピアノを弾いていたこととか、刑事役の石立鉄男がキョンキョンに向かって言う名台詞「うす汚ねえシンデレラ」とか、謎の男・宇津井健が出てくることとか、あのドラマで初めて辰巳琢朗を知ったこととか、キョンキョンのライバル役が賀来千賀子で、なぜかその兄は柳沢慎吾であることとか、それはもう様々なことを思い出し、語ってしまった。
すると、居合わせた7人のうち6人があのドラマを見ていたことが判明した。しかも、それらの名珍場面を覚えていて、ちゃんと話が通じてしまう。そんなに何人もが同じドラマを見ていたとは、ビックリするじゃないか。きっと視聴率高かったんだろうなあ。今だったら、そんなことまずなさそうだもの。
さらに、たかこさんが(紙のピアノは)「指が沈まない」と言いながらキョンキョンが練習していたことを思い出したり、オーさんが「いくら練習したってお前はコンクールには出られねえよ」という石立鉄男の台詞を思い出したりと、盛り上がった。
(後でオーさんが調べたところ、「紙のピアノは音が出ない」という台詞もあることが分かった。想像すると可笑しい。)
そんな話をしていたら、あのドラマをもう一度見たくなってしまった。みんなの記憶がどれだけ正しいか(正しくないか)確認するためにも、鑑賞会をやろうという勢いだ。
しかしどうやって見るか。手っ取り早いのはレンタルビデオなんだけど、どうやらレンタルは出ていないらしい。DVDが出ているのは知っていたけど、さすがに買うほど欲しいわけではない。つうか、第1話と真ん中あたりの1話と最終話の3回くらいを見れば十分なので。
あとは、上司N氏が入っているスカパーで放送されるのを待つしかないか。でも今のところ、放送される気配はないらしい。うーむ。
それにしても、「このうす汚ねえシンデレラ」とはつくづくすごい台詞だよ。誰が考えるんだろ。「マンハッタン・ラブストーリー」に出てくる軽井沢夫人ドラマの迷台詞「このどろぼう蛇!」も、きっと大映ドラマが元ネタなんだろうなあ。
詳しいストーリーはこちらでどうぞ。
大映テレビ ドラマシリーズ 少女に何が起こったか![]()