2005年1月15日

お正月単発ドラマ(4)「負け犬の遠吠え」

category: ドラマ — abetomo @ 0:11:01

「負け犬の遠吠え」 (1/8放送、日テレ)

原作に出てくる負け犬・勝ち犬の特徴(結婚式でのファッションとか)をうまく取り入れつつ、20代の美帆(中越典子)の目を通して女の幸せとは何か探る、みたいなドラマになっていた。ストーリーは、まあまあ予想できた展開。でもそれなりにおもしろかった。

「負け犬」3人組に、久本雅美、大塚寧々、桜井淳子、「勝ち犬」の専業主婦に鈴木杏樹、という配役が絶妙。鈴木杏樹は最近、母親で主婦という役が多くなってきたな。

美帆と負け犬3人組とは前職での先輩後輩。今は全員転職しているが、ときどき一緒に食事をしたり、マチャミのマンションに集まったりする仲。で、雑誌編集者に転身した美帆が、「負け犬ブームの検証」という企画のため3人を取材するという設定。取材対象には「勝ち犬」も必要、ということで、マチャミの友人・弥生(鈴木杏樹)が登場する。

東京タワーが見えるマンションに住むマチャミの独身生活に憧れたり、世田谷の一戸建てに住む専業主婦の弥生に憧れたり、それぞれの素敵な部分を見るたびに「やっぱり女は仕事」「やっぱり結婚」と揺れ動く美帆。分かりやすいな~。

確かにどちらも素敵な暮らしだけど、そんないいことばっかりじゃないだろうよ。(つうか共働きでもないのに世田谷にあんな大きな一戸建てなんてあり得ない!)と思っていると案の定、やがてそれぞれの抱える不満や辛さが露わになってくる。

で、最後は「どちらが不幸とか幸せとかいうことはなく、女の人生は勝ち負けで決まるものではない」という無難なまとめ方。まあこんなもんでしょうね。

ちなみに39歳・独身のマチャミが勤めるIT関連企業の名前が「Global Door」だったのがウケた。しかも社長は竹中直人。いかにも遊び人風だがやり手のベンチャー経営者、という役がハマっていた。

ところで、負け犬と勝ち犬とでは学生時代に読んでいた雑誌がすでに違っている、というような話が出てきた。負け犬になった人が「an an」を読んで「都会的なひとり暮らし」なんて記事を読んでいたときに、勝ち犬になった人は「JJ」を読んで男ウケするメイクやファッションを研究して配偶者を捕まえ、主婦となった今は「VERY」が愛読誌なのだそうだ。

なんか妙に納得してしまった。ならばそのどちらも読んでいなかった私が、どちらの「犬」の定義にも当てはまらない「既婚・子なし・会社員」になるのは当然の成り行きなのか。

2 件のコメント »

  1. 女性がよんでる雑誌の違いは,たしか「結婚の条件」(小倉千加子 著)に載ってます。
    ほかにも結婚観を「生存」「依存」「保存」に分けて分析したりとなかなか面白いです。
    よかったら立ち読みを。

    コメント by とらふぐ — 2005年1月15日 @ 17:34:45

  2. この本、以前何かの書評で見たことある!
    で、さっそくAmazonのレビュー見てきたけど、評判良いね。おもしろそう。目次のところに、確かに「VERY」が出てるね。

    コメント by abetomo — 2005年1月16日 @ 1:28:17

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