2005年1月11日

お正月単発ドラマ(1)「大化改新」

category: ドラマ — abetomo @ 22:01:24

他の番組改変期と違って年末年始はおもしろい企画が多いので、テレビ好きは大忙し。特に今年はドラマをよく見たので、その感想など書いてみます。

「大化改新」(1/3放送、NHK)

中臣鎌足(岡田准一)と蘇我入鹿(渡部篤郎)は学友であり、幼なじみでもあり、身分は違えど仲の良い友人同士だった。しかし後に、鎌足が尊敬する聖徳太子の息子・山背大兄皇子(山口祐一郎)を入鹿が討ったことで対立するようになり、友情や理想に葛藤しながらも鎌足は入鹿暗殺へと至る。という、かの有名な「大化改新」をテーマにしたドラマ。

若き日の鎌足と入鹿が友人だった、というのは作り手側の想像だろうけど、史実と想像をうまいこと組み合わせていたように思う。登場人物たちの言葉づかいとか描き方はやや現代調になっていたけど、NHKではこれが最近はやりなのかね。

とはいえ、難しい時代言葉を使われるよりは現代語のほうが観やすいので、私としてはこれで良かった。つうか、古代語なんて大真面目にやったら、もはや一般視聴者には理解できないだろうよ。

日本史選択じゃなかった私は、大化改新が645年だということも忘れていて、この時代の知識といえば手塚治虫の「火の鳥」に出てきた天智天皇と天武天皇の話(何巻だ?)で読んだ程度。もちろん、鎌足が藤原氏の祖だということは知っていたけど。

で、蘇我氏とかその時代の天皇とか、ドラマ見た後調べまくってしまった。軽皇子(宝皇女=皇極天皇の弟)って、後で天皇になってるのね。吹越満が演じていて個人的には嬉しかったけど、アレが天皇になるのか~と思ってしまうような皇子だったな。

ところで、三島へ行ってからの鎌足のヒゲぼうぼう姿にはちょっと引いた。あれじゃ原始人だよ。そりゃこの時代の民衆は貧しいだろうけど、他の村人以上にみすぼらしかった。ついでに衣装といえば、入鹿が首周りにスカーフみたいなのを巻いていたので、大河ドラマ「北条時宗」を思い出してしまった。なぜNHKは渡部篤郎にスカーフをさせたがるのか(「時宗」みたいな赤ではなかったけど)。

岡田准一は決して演技が下手な人ではないのに(むしろ上手い)、渡部篤郎みたいな演技派が一緒だと、どうも食われてしまう感じだなあ。演出のせいもあるかもしれないけど、鎌足のキャラがちょっと薄いような気がした。

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